副業をこれから始めたいと思っているけど、今の仕事をやりながらだと時間の余裕も心の余裕もないから難しそう・・・この機会に思いきって転職しようかとも考えているけど、副業も転職活動も上手くいくか分からないし不安・・・
「副業でがんばってみよう!」と決意された方にとって、ネックとなってくるのが本業のこと。
特に、本業で残業が多かったり精神的にキツい状況に置かれていると、副業を真剣にやりたいと思っても難しいのが実状でしょう。
この記事では、『副業のために転職すること』を考えている方に、実際に会社員として働きつつ副業をしている僕が自分の経験を踏まえつつお話したいと思います。
悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
『副業するための転職』をしたっていい
結論から言いますと、副業のために転職することは何の問題もありませんし、良い選択だと思います。
転職する理由なんて人それぞれですし、それがたまたま『副業をやりたいから』であっただけで、おかしいことはありません。
むしろ、自分のやりたいことのために転職をするって、前向きな思考になってるわけですから素晴らしいことです。
今の仕事を辞めて環境を変えることで、副業に集中することができるのであれば、転職は有効な手段と言えます。
仕事を辞めたって何とかなる
今の日本では、たとえ仕事を辞めたって生きていくことはいくらでも可能です。
僕自身、新卒からこれまでに4回転職をしてきていますが、今こうして普通に生活できています。
転職しようと思ってもなかなか行動に移せない理由としては、『転職活動が上手くいくか分からない』とか『また同じような会社に廃入ってしまったらどうしよう』などといった不安があるからだと思います。
でも、それは正直やってみないと分かりませんし、始める前から悩んでも出口の見えない問題です。
それよりもまずは求人を見たり、転職に向けて履歴書を準備したりと、確実にやれることからやっていきましょう。
基本的に転職活動はある程度時間がかかるので、可能であれば在職中に転職先まで見つけられて終われるのが1番ではあります。
ただ、それが難しい場合は今の状態で行えるところまで行って、それから仕事を辞めるというのもアリです。
転職活動が初めての方は、転職サイトで転職活動の流れなどを確認しておきましょう。
『副業を諦めず続ける』という覚悟は必要
副業のために転職をすることは良い選択ですが、実行するにあたって1つだけ覚悟を決める必要があります。
それは、何があっても副業を辞めず続けていくということ。
もちろんモチベーションが下がってきたら一旦距離を置いて休んだり、自分のペースでやっていくことは問題ありません。
しかし、結果が出ないからとか、面倒くさくなってきたという理由で辞めるのは勿体ないのでやめましょう。
副業は会社員の仕事とは違い、努力していてもすぐに結果が出るとは限りません。というか、すぐに結果が出る方が稀です。
また、やるもやらないも自分次第なので、続けることが最も難しいものです。
副業のために転職するのであれば、ここだけは反故にすることなく、副業に取り組んでいきましょう。
転職先の仕事も最低限はしっかりやる
無事転職することができたら副業との二足の草鞋となるわけですが、本業をおろそかにすることはないようにしましょう。
僕自身、本業は『そこそこ頑張る』という姿勢ではありますが、最低限自分に課せられている業務はしっかりやるようにしています。
お金をもらってやる以上、そこは社会人として最低限守るべきラインです。
また、できれば転職先の仕事も今より楽しめるもの、自分がやってみたい仕事を選ぶのがベストです。
時折、副業のために「本業は給料がそこそこで残業も少なく、休みがしっかりとれる」という条件で転職先を選び、やりがいも楽しさも感じずやっているだけという方がいます。
それでも問題はありませんが、やはり1日の中の多くの時間を割くものである以上、自分がやっていて良いと感じるものの方が続けやすいと思います。
どうせやるなら、少しでも自分のためになるものである方が良いですからね。
自分の信じたことをやり抜こう
世間に副業の風潮が浸透してきたとはいえ、未だ副業を公にOKとしている会社は多くはなく、日本ではマイノリティなのが現状です。
特に副業をやったことがなかったり、よく分からない人からすると、「怪しいもの」と偏見を持っている人も少なくありません。
でも、副業は決して詐欺とか悪質なものではなく、自分の頑張りしだいでいくらでも可能性を広げられるビジネスです。
あなた自身が調べ、「これでやっていこう」と決めたのであれば、そうした周囲の声は気にする必要はありません。
繰り返しとなりますが、副業はすぐ結果が出ることは稀であり、大変なこともたくさんあります。
しかし、やりがいもありますし、自分の成長に必ず繋がるものでもあります。
あなたが副業で、良い未来を手に入れられることを願っています。