Webライターとして活動するにあたり、学ぶべきことは多々あります。
勉強方法は以下の記事で解説している通り、『独学』もしくは『第三者からの指導』に別れます。
しかし僕の経験上、Webライターとして仕事をしたことがない未経験者は、第三者からの指導で学ぶ方が良いと断言します。
特にライティングスクールは、選び方さえ間違えなければ最適な方法と言えます。
本記事では、Webライター未経験者がライティングスクールで学ぶべき理由を、詳しく解説していきます。
本気で目指すなら自己投資は必要
ライティングスクールの受講を迷う理由のほとんどは金銭面です。
受講料金は基本的に20~30万円ほどかかるので、気軽にできる買い物ではありません。
僕自身、決めるまでに2週間以上かかりました。
それでもライティングスクールにしたのは、未来の自分に必要な自己投資だと思ったからです。
未経験者の最大の弱点は、誤った認識や理解が及んでいないことがあっても、それを正してくれる師匠のような人がいないことです。
独学の場合、あらかじめ用意されているものを一方的に享受するので、こちらの力量が足りないと中途半端な受け取りになってしまいます。
それを自覚するのも難しく、結局十分な実力がつかないままになっている人は少なくありません。
本気でWebライターとしてやっていきたいなら、学びのためのお金を惜しむのはやめましょう。
未経験者がライティングスクールで学ぶべき理由
ライティングスクールには、安くないお金をかけるに値する、様々なメリットがあります。
以下にそのメリットを5つ挙げているので、それぞれ見ていきましょう。
体系的に教わることができる
ライティングスクールには、独自のカリキュラムが用意されています。
Webライターとしての心構えから案件の受注方法など、順序立てられた体系的なものになっています。
つまりWebライターに必要なことを、漏れなくおさえることができるのです。
未経験者は何から勉強すればいいか悩むことからスタートしますが、ライティングスクールで教わるならそんな悩みも無用です。
他のことに気を割かず学ぶことに集中できるのは、未経験者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
メリハリをつけて学べる
ライティングスクールは、基本的に全8~10回の講義が組まれています。
1回あたり1~2時間程度で、各講義ごとに課題が出されるので、それを次回までに提出することになります。
やるべきことが全て明確になっているのでメリハリがつきます。
独学では何をどこまでやればいいのかあやふやですが、ライティングスクールであればその心配は必要ありません。
勉強以外の手間がかからない
ライティングスクールは、カリキュラムもスケジュールも全て決まっています。
受講生はそれに沿って勉強していくことで、Webライターに必要な知識・経験を身に付けられるようになっています。
期間中はチャットやメールでのサポートを行っているスクールも多く、質問や困りごとも気軽に相談が可能です。
そのため勉強に集中できるようになっており、良い書籍や動画がないか調べたり、何をしていくかといったプランを策定する必要がありません。
やってみると痛感しますが、この作業はとても時間を取られます。
間違いなく非効率なので、ライティングスクールでプロに身を委ねられるのは安心です。
自分のレベルを把握できる
Webライターは資格がないので、実力の基準を測る物差しがありません。
クライアントからのフィードバックも修正箇所の指示が大半で、具体的に自分に何が足りないのか分からないことがほとんどです。
つまり自分がWebライターとしてどの程度のレベルなのか、把握する機会がないのです。
ライティングスクールでは、課題を通して今の自分のレベルがどんなものか、講師が教えてくれます。
フィードバックも具体的にしてくれるので、成長するスピードは格段に速くなります。
改善すべき点が明確になるので、モチベーションも保ちやすいです。
業界事情や裏話を聞くことができる
Webライターについてネット上で検索すれば、多くの情報が出てきます。
しかし、業界事情や裏話などは実際に最前線で活躍してきた人でないと、語れないものが数多くあります。
ライティングスクールの講師は、Webライターとして数々の経験をしてきたプロです。
そうした情報は事欠かさず持っていて、僕も担当してもらった講師にたくさん聞かせてもらいました。
その中には今でも役立っているものがあるので、ライティングスクールを受講して良かったなと思っています。
ライティングスクールは複数を比較・検討する
Webライター人口の増加に比例するように、ライティングスクールの数も増えています。
個人がやっているものから企業が運営しているものまで様々で、この中から自分に合うものを探すことになります。
ここですべきなのは、複数のライティングスクールを比較・検討することです。
講座時間外のチャットなどによるサポートはあるのか、課題のフィードバックはしてくれるのか、実案件の紹介はしてくれるのかなど、ライティングスクールによって異なる点は多くあります。
事前に確認しておかないと、自分が求めていたものと違うというミスマッチが起きかねません。
高い受講料を払うのですから、妥協せず選定することが大切です。
具体的な選び方や、おすすめのライティングスクールは、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
長期的な視点を持とう
ライティングスクールの受講は、大半の人にとって人生の中で大きな決断です。
高額な受講料を払うことになるので、その分の知識・経験はしっかり得ねばという気持ちになりますし、Webライターとして活動していく覚悟が決まるキッカケになります。
だからこそ二の足を踏み、本当にこれでいいのかと迷います。
ついつい決断を先送りにしてしまうこともあるでしょう。
しかし、もしライティングスクールを受講してみて自分にはWebライターが合っていないと気付いても、その経験は無駄にはなりません。
僕はプログラミングスクールを10万円ほどで受講しましたが、自分はプログラミングに向いてないと分かりました。
でもそのおかげで早々に別の道へ路線変更することができ、Webライターという職業に出会えました。
長期的な視点で見ると、ライティングスクールを受講することは、その結果がどうであれ間違いなく自分のためになります。
迷われている人は、この視点を持って受講について今1度考えてみてくださいね。