今やすっかり社会人にとって当たり前となった『副業』の文化。
そんな数多くある副業の中でも、コンビニでのバイトはお金がすぐ稼げて、手軽に始められるものとなっています。
しかし、短期間でいいなら問題ありませんが、長期的にやっていくのはハッキリ言っておすすめできません。
僕も昔、副業でコンビニバイトをしていたことがありますが、「これはコスパが悪すぎるな・・・」と思いました。
もしすぐに稼ぎたいとなると、副業としておすすめなのはコンビニではなくコールセンターの仕事です。
この記事では、その理由について解説します。
副業にコンビニバイトをやめておくべき理由
なぜ副業にコンビニバイトはやめておくべきなのか。
そこには、以下の4つの理由があります。
・時給が低い
・客の質が悪い
・人間関係が面倒くさい
・体力の消耗が激しい
それぞれもう詳しくお話します。
時給が低い
コンビニバイトは、基本的に時給が低いのが当たり前です。
未経験でOKですし、学歴・年齢も不問なのがコンビニバイトの良い点ですが、だからこそ時給も低くなっています。
それでいてやることは、レジ・品出し・納品受け・店内清掃・その他諸々・・・と、多岐に渡っており地味に大変なことばかり。
実際にやってみて、あれだけバタバタするのに、それに見合っていない対価だと思いました。
客の質が悪い
コンビニは誰でも利用できて、ひと通りのものが買える便利なお店です。
客側からすれば嬉しいですが、店員側からすればこれはデメリット。
店舗のある地域にもよりますが、ヤバい客が少なくありません。
僕が働いていたコンビニは、決して治安の悪い地域ではなかったのですが、それでも以下のような客に当たるのは日常茶飯事でした。
・店内で騒ぐ中学生の集団
・レジに横入りしようとしてくるおばさん
・異臭を放ったまま来るホームレスであろうおじさん
・今の政治について持論を語るお爺さん(商品は何も買わない)
『誰でも手軽に利用できる』という場所に来るのは、それに見合った人間です。
コンビニバイトで相手をしなければならないのは、民度の低い客層なのです。
人間関係が面倒くさい
コンビニで働く店員は、基本的に高校生や大学生、主婦やおじさん、またはフリーターです。
つまり、10〜50代くらいの人間が、同じ仕事をすることになるわけです。
年代の異なる人が仕事で集まると、様々な衝突が起こるのは必然的。
主婦やおじさんからすれば、学生の仕事に対する姿勢はいい加減に映ることもあるでしょう。
反対に学生からすれば、いい年した人が同僚への愚痴や悪口を言っているのを聞いて、辟易することもあります。
コンビニという狭い場所で、実は人間関係が面倒くさいのです。
体力の消耗が激しい
コンビニバイトは、見た目以上に体力勝負です。
基本的には常に立ちっぱなしですし、前述の通り客層も悪く、店員間の人間関係も面倒くさい。
そういった要素が組み合わさって、仕事が終わる頃には毎回ヘトヘトに。
副業なのに本業以上に疲れては、本末転倒になりかねません。
すぐに収入が欲しい場合の副業の選び方
上記の通り、コンビニバイトは副業には圧倒的に不向きです。
手軽かつ誰にでもできる代わりに、相応のデメリットがあるというわけですね。
もし副業ですぐに稼ぎたいなら、以下の条件を満たしている仕事を選ぶべきです。
・体力を極力使わない
・最低限の人間関係で済む
・時給が割高
・スケジュールの都合がつく
見て分かると思いますが、先程のコンビニバイトとは、ほぼ正反対のことばかりです。
すぐに稼ぎたいという場合、副業はどうしても労働型のものになります。
そうすると、いかに心身の負担が軽くて済むものをやるかがポイントですが、その観点で見るとコンビニバイトは不適格と言わざるを得ないでしょう。
副業ですぐに収入が欲しいならコールセンターの仕事
冒頭でお話した通り、すぐに稼げる副業となると、僕の経験上は断然コールセンターがおすすめです。
完全なデスクワークのため体力は必要ありませんし、個人仕事なので他人とも最小限の関わりで済みます。
そして何より、時給が平均的に高いのがコールセンターの良い点。
コンビニバイトよりも稼げるのは間違いなく、働く時間を短くしてもかなりの金額に上ります。
職場にもよりますがシフトは希望制であるところが多く、プライベートを優先させられる幅も大きいのも見逃せません。
もちろん業務内容によっては顧客対応がキツかったり、『土日は必ず出勤』という縛りがある職場もあるので、良い点ばかりではないです。
しかし、総合的に見てもコンビニバイトよりは遥かに効率的な副業だと思います。
副業は無理せず余裕を持って
どんな副業にも共通することとして、『無理はせず余裕を持って取り組む』というものがあります。
本業でさえ大変な中、副業まで大きな負担がかかることをしていると、間違いなく調子を崩します。
特に労働型の副業は疲れが溜まりやすいので、一層注意が必要でしょう。
せっかくやっているのに、これが原因で自分に悪影響を及ぼしたら、何の意味もありません。
仕事である以上、最低限のことはすべきですが、自分のペースで可能な限り少ない労力で取り組むのがベストです。