いつでもどこでも仕事できて、会社に縛られない働き方ができるWebライターになりたい!
コロナ禍を経て、会社に依存せず自由に働きたいと考える人は年々増えています。
Webライターはそんな要望を叶えるのに、うってつけの職業として人気が高まっています。
しかしWebライターとして活動するには、多くのことを勉強しなければなりません。
本記事では、Webライター未経験者が勉強するための方法を5つご紹介します。
僕自身、完全未経験の状態から勉強を地道に続けて、今ではWebライターとして多くのクライアントから依頼をいただいて活動しています。
決してラクではありませんが、しっかり勉強すれば誰でもなれるのがWebライターです。
Webライターとして活躍し人にも場所にも囚われない、自由な働き方を実現しましょう。
Webライターとして活動していくために勉強が必要な理由
「Webライターなんて、文章を書くだけでしょ?」
Webライターという職業をあまり理解していない人から、こんな疑問を投げかけられることがよくあります。
確かに文章を書くだけというのはあながち間違っていません。
活動するにあたっての資格は不要ですし、特別な経歴を問われることもなく、名乗りさえすれば誰もがなれるのがWebライターです。
しかし、何も勉強せずにやっていけるほど、Webライターの仕事は簡単でもありません。
なぜWebライターとして活動していくために勉強が必要なのか、その理由は以下の4つにあります。
・Webライターの全般的な知識
・ライティングスキルの向上
・案件の獲得方法
・SNSの活用方法
それぞれ詳しく解説していきます。
Webライターの全般的な知識
突然ですが、Webライターの平均的な年収をご存じでしょうか?
転職サービスを展開するマイナビAGENTによると、2020年時点で『382万円』となっています。
Webライターとして活動するにあたり、こうした全般的な知識は必須です。
自分が身を置こうとしているのがどんな環境なのか、どんな活動をしている人がいるのかなど、ロクに知らないままだと必ず困る時が訪れます。
思い描く自由な働き方も、具体的な手順・方法が分からなければ実現できません。
Webライターをやるのであれば、Webライターをよく知ることから始める必要があります。
ライティングスキルの向上
ライティングスキルを全く勉強しなくても、Webライターとして活動することは可能です。
文章を書くこと自体は学生時代に誰もが経験しているはずですし、特別なものではないからです。
しかし仕事としてやる以上は、ライティングスキルの基礎から応用まで、確実に身につける必要があります。
名詞や形容詞などの文法やSEO、記事を執筆するにあたってのリサーチ・構成方法・書き方など、学習しているのといないのでは、クオリティは雲泥の差となります。
プロとして報酬を得るのであれば、それに見合う能力がなければなりません。
せっかく依頼を受けても成果物のクオリティが低いと、継続して依頼をもらえない上に評価も下がってしまい、Webライターとしてやっていくことは難しくなります。
案件の獲得方法
Webライターは記事を書くことが仕事です。
その依頼をしてくるのがクライアント(依頼主)であり、報酬を支払ってくれる相手となります。
しかし実績がゼロのWebライターに、クライアントが依頼してくることはありません。
Webライターの方から案件に応募したり、クライアントに提案や営業をかけて獲得する必要があります。
ではどのように案件を獲得すればいいのか?という点を、勉強して身につけるのです。
また、単価交渉の仕方、ポートフォリオの提示などもおさえておくことで、有利に話を進められます。
SNSの活用方法
WebライターはSNSをどれだけ上手く扱えるかが成否を分けます。
- 読者のニーズ調査と分析
- メディアのWeb記事の閲覧
- 案件の受注
- 同業者や異業種の人達との交流
- コミュニティへの参加
など、SNSを開設し運用することによるメリットは多いです。
プロフィールを登録・公開しておくことで、クライアントの目に留まり依頼がくることもあります。
だからこそSNSの活用方法を知ることは欠かせません。
無闇にやっても、よほど才能がない限り100%活用することはできないからです。
これも勉強して身につけて、自分の強みとしましょう。
『独学』と『第三者からの指導』
Webライターの勉強は、『独学』と『第三者からの指導』の2つに大別されます。
それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
独学 | ・費用を安く抑えられる ・自分のペースでできる ・1人でできる | ・時間がかかる ・サボってしまうことがある ・不明点は全て自力で解決する必要がある |
第三者からの指導 | ・効率よく学べる ・モチベーションが高まる ・自分の記事を添削してもらえる | ・費用が高い ・クオリティに差がある ・詐欺に遭うリスクがある |
人によってどちらが合っているかは異なるので、一概におすすめはできません。
ただ僕自身の経験からすると、『第三者からの指導』の方が結果的にコスパは良かったです。
未経験者は下地が何もない状態なので、独学だと理解に時間がかかります。
分からないことが次々に出てきますが、全て自分で調べて答えを見つけなければなりません。
第三者からの指導はそういった点をカバーしてくれるので、お金をかけるだけの価値はあると感じました。
Webライターの勉強ができる5つの方法
ここから本題である、Webライターの勉強方法を解説していきます。
僕が実際にやってみた個人的な感想も入っているので、合わせて参考にしてもらえたらと思います。
書籍
Webライターに関する書籍は数多く出版されています。
書籍で勉強するメリットは、体系的に学べることです。
「Webライターとは何か」という概念から、具体的に稼ぐ手段まで網羅されています。
費用も1,000~2,000円程度のものがほとんどで、負担は少なくて済みます。
1度購入すれば永遠に手元に残るので、いつでも復習できるのも強みです。
YouTube動画
YouTubeには多くのWebライティングに関する動画があがっています。
動画の作成主は、Webライターはもちろん、ブロガーやアフィリエイターなど様々です。
それぞれ視点や切り口が異なるので、多角的に学ぶことが可能です。
全て無料で視聴できるのがメリットですが、多すぎてどれがいいか分からなくなる時もあります。
特定の1人もしくな2~3人をあらかじめ『先生』として決めておくと、迷わずに済んで効率が良いでしょう。
セミナー
現役のWebライターやコンサルタントなどが講師となって開催されるのがセミナーです。
規模によりますが、基本的に5~30名ほどが参加し学ぶことが多いです。
自分以外にも参加者がいるので、ほどよい緊張感を持ちつつ集中して受けやすいです。
ただし参加者の中に面倒くさいタイプの人がいると、そちらが気になってイライラしてしまうこともあります。
人が多いとやりづらいと感じる場合はあまり向いていません。
オンラインサロン
オンラインサロンのメリットは、入会していれば継続的に学べることです。
サロンオーナーは出版社の編集長や代表取締役など、経験豊富なWebライターであることがほとんどです。
オフ会など他のサロンメンバーと交流する機会もあって、人脈の形成もしやすいでしょう。
注意したいのは、受け身の姿勢だと得られるものがあまりないことです。
サロンオーナーは手厚くお節介をやいてくれることはほとんどありません。
積極的に発言・行動していかないと、存在感がなくなって次第に居心地が悪くなってきます。
そのため、自己主張ができる人に合う勉強方法と言えます。
Webライティングスクール
Webライティングスクールは、主に記事作成代行やWebマーケティングなどを事業とする会社が運営しています。。
全てオンラインで完結できるので、自宅やコワーキングスペースなど、好きな場所で学ぶことできます。
マンツーマン形式を採用しているスクールが多く、気軽に質問できますし、分かりづらい点があったら聞き返しやすいのがメリットです。
また、課題を通して記事を執筆する練習もできるようになっています。
デメリットはそれなりの費用がかかることでしょう。
スクールにもよりますが、平均で20万~30万円ほどは必要です。
講義内容や雰囲気は、無料体験で把握することが可能なので、まずは受講してみることをおすすめしまう。
Webライターとしての1歩を踏み出そう
Webライターを志す人は増えており、ライバルが多く不安に思うかもしれませんが、今から始めてもチャンスは十分にあります。
総人口は多くても、実質的な活動をほとんどしていなかったり、途中で辞めてしまう人が多いからです。
敷居が低いので参入しやすい反面、結果や成果がなかなか出ないと、そのまま諦めてしまいます。
冒頭で触れた通り、Webライターとして自由な働き方を実現するのは、決してラクではありません。
しかし、勉強を地道に続け知識をつけて、実践経験を積んでいけば実現は可能です。
夢や理想で終わらせず、今日からWebライターとしての1歩を踏み出しましょう。